本文までスキップする
Column

大型設備・特注槽の防食、どちらを選ぶ?

「成形ライニング」と「m-PTFE GB (APV) シートライニング」徹底比較

フッ素樹脂ライニングには、大きく分けて「成形」と「シート貼り」の2つの工法があります。どちらも優れた技術ですが、特に大型タンクや特殊形状の設備においては、サンフロロシステムのm-PTFE GB (APV) シートライニングが持つ「柔軟性」と「信頼性」が大きなアドバンテージとなります。

「成形ライニング」の特性と限界

インジェクション(射出成形)やロトモールド(回転成形)は、複雑な形状を一気に被覆できる優れた工法です。しかし、以下の制限があります。

  • サイズの壁: 巨大な「金型」や「加熱炉」に入るサイズでなければ施工できません。
  • 膜厚の不均一: 回転成形では、角部や入り組んだ部分で樹脂の厚みにムラが出やすく、そこが劣化の起点になるリスクがあります。

m-PTFE GB (APV) シートライニングが選ばれる「3つの理由」

サンフロロシステムのm-PTFE GB (APV) は、あらかじめ高品質に製造された「均一な厚みのシート」を貼り合わせる工法です。

  • 理由①:サイズ制限からの解放 

シートを現場で繋ぎ合わせるため、数メートルを超える大型タンク、さらには「工場から持ち出せない据付設備」への施工も可能です。

  • 理由②:全箇所「均一な厚み」による安心感 

m-PTFE GB (APV) シートは製造段階で厳密に厚みが管理されています(2mm/2.4mm/3mm)。成形品のように「ここは薄いかも」という不安がなく、設備全体の耐食性能を均一に保てます。

  • 理由③:ガラスクロスによる「剥離」の徹底防止 

成形ライニングは金属との密着力が樹脂の性質に依存しますが、m-PTFE GB (APV) は裏面のガラスクロスが接着剤と強固に絡み合います。これにより、温度変化が激しい環境でも、樹脂が浮き上がるトラブルを徹底的に抑え込みます。